RSS | ATOM | SEARCH
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

author:スポンサードリンク, category:-,
-, -, pookmark
スモールワールド

ダンケビッテ代表のTILです。
せっかくブログがありますので、これまでに自分が遊んだゲームの中で
お勧めのゲームを紹介するコーナーを作っていこうと思います。

まず1回目は今話題のこちらから。

 

Small World
http://www.daysofwonder.com/smallworld/en/

Days of Wonder社の新作ボードゲームです。

ゲームとしてはシミュレーションゲームに似ていて
ファンタジーな世界で自分の国の領土をできるだけ広げていき
ゲーム終了時に一番得点(お金)を持っていた人が勝ちです。



まず最初に、自分が使う種族を選びます。
一番上のカードを見ていただくとわかるように
このゲームではカードを2枚組み合わせることで種族の特徴が決まります。

右側のキャラクターの絵が描いてあるほうが種族の種類で
ファンタジーなのでエルフやドワーフ、スケルトンやグールとか、そんな感じです。
あ、もちろん人間もいますよ。
それぞれ種族ごとに特殊能力があり
例えば人間なら農地を占領しているとそこからもらえるお金が増えます。
エルフなんかだと、戦闘に負けても死なない、とか。

左側のカードはさらに特殊能力を加えるもので
敵の領土を攻める際に有利になったり
敵を一撃で葬るドラゴンや2つの領土を完全に守る英雄、
特定条件でお金がたくさんもらえるようになったり
そんな感じのお徳な能力が満載です。

この左右2つのカードを組み合わせることによって
さまざまな特徴を持った種族が使えるのですね。

通常、場には種族が6種類置かれているので
その中から自分の使いたい種族を選びます。
選んだらカードの左右に書いてある数字の分だけその種族のコマをもらいます。
例えば一番上のトロールの場合4と5で合計9コマもらいます。

こうやって種族を選んだら、もらったコマを使って
土地を占領し、自分の領土を増やしていきます。

まず最初はボードの端から自分のコマを置き
それ以降はその領土に繋がるように侵攻します。
もちろん、他の国の領土に攻め込んだときには戦闘になるのですが
その処理も簡単で、攻め込むときの基本数2コマに
敵のコマの数を足してそれより多くなれば勝ちです。
例えば、敵のコマが1つ置いてある領地に攻め込むには
基本の2+敵のコマ1で、合計3コマを使って攻めれば
その領土を奪い取れるというわけです。

それをどんどん繰り返して自分の領土を広げていきます。




3人で遊んだときの様子です。
ちょっとこの写真だとわかりにくいので国境に線を入れてみます。



序盤が終わり、それぞれのプレーヤーの領土がはっきりしてきました。
この中では黄色のプレーヤーが他の2人に比べてちょっと領土が少ないです。
このゲームでは自分の順番の最後に
自分の持っている領土の数だけお金がもらえるので
領土が少ないとそれだけ不利になります。

なので出来るだけ領土を広げたいのですが
自分の占領する領土には最低1つはコマを置いておかないといけません。
そのため、国を広げれば広げるほど
他の国と戦うほどのコマの余裕が無くなってきます。
この状況はまさにそんな状態。
みんな自分の国を維持するのに精一杯で領土を拡張するほどの余裕がありません。

そういうときには自分の種族を“衰退”させます。

自分の順番の最初に“種族を衰退させる”事を選びます。
衰退させると領土1つにつきコマを1つしか残せないし
それ以降はコマの移動も出来なくなります。
もうその種族に関しては何も出来なくなっちゃうのですが
その代わりに、次の自分の順番で新しい種族を選べるようになり
衰退した種族の変わりにその新しい種族を使って
領土を増やせるようになります。
衰退した種族も、直接の操作は出来なくなるけど
その支配する土地からのお金は今まで通りもらえるのです。
つまり、新旧2つの種族を使って自分の領土を増やせるわけです。

基本的にこのゲームは手持ちのコマを増やすことが出来ないため
いつ、どのタイミングで“種族を衰退させ”
新しい種族に乗り換えてコマを増やすかがポイントになります。




黄色がそれまで使っていたトロルを衰退させ
新しくソーサラーを使い、勢力を大幅に拡大してきました。
トロルは自分のいる領土に家を作ることで防御力が上がるので
領土を守るのに便利な種族です。
そしてソーサラーは隣の敵の領土にコマが1つしかない場合
その敵の領地のコマと自分の予備のコマと交換する事で
相手の領地を奪い取ることができ、攻撃的な種族です。
この攻防一体となった構成で敵を苦しめます。
特に青のプレーヤーはそのあおりで領土の大部分を喪失。
新しい種族を使い右下に向かってなんとか勢力を築こうとします。




一時期は無敵を誇った黄色のソーサラー軍団ですが
奢れる者は久しからず、他の2人によって攻められます。

結果、ゲーム終了時にはこのように隅に追いやられ
変わりに他の2人が世界を2分するような形になりました。

ここで規定のラウンド数が終わったためゲーム終了です。
最終的にはかなり接戦になったものの
中盤での一大王国の稼ぎで黄色が一歩抜け出し勝利しました。



こんな感じで、このゲームではそれぞれの国の興亡が
ドラマチックに描かれるのが魅力です。
どんなに広大な国をつくろうともそれは永遠ではなく
他国の隆盛により必ず滅ぼされます。
もちろん、なるべく長く繁栄を続けられるよう努力するのですが
所詮それも無駄なあがき。長い歴史の流れには逆らえません。

これまでもいわゆるシミュレーションゲームなど
このような国家間の戦争、陣取り争いを表現したゲームはいくつもありました。
しかし、それらのゲームはそのほとんどが難しいものが多く
ゲーム慣れしている人ならともかく普通の人ではゲームのルールを理解するので精一杯で
陣取りゲームの妙を味わうなんてことはなかなか出来ませんでした。
ところがスモールワールドではかなり大胆にルールを簡略化することによって
誰にでもその楽しさを味わえるようになりました。
ゲームボードやコマもカラフルで親しみやすい絵が使われており
それらがさらにグッと雰囲気を盛り上げてくれます。

また、こういうゲームでは非常に時間がかかるものが多いのですが
このゲームでは慣れれば1時間程度と他の類似ゲームに比べて短時間で終わります。
時間は短くても内容が軽かったり薄くなることもなく
考えるべきところではどうしようかと悩んだりと非常に濃密なゲームを楽しめます。

このゲーム、今はまだ国内流通が始まったばかりで
なかなか手に入りにくいかもしれませんが
売り始めているボードゲームショップも増えてきましたし
夏には完全日本語版が発売される予定なので
それ以降は格段に手に入りやすくなると思います。
本当にお勧めなのでぜひ一度遊んでみてください。
特に歴史好きな人には面白いゲームだと思います。
国を維持したり拡大するのがいかに大変なのかっていうのを実感できますよ!

author:ボードゲームサークル ダンケビッテ, category:ゲーム紹介, 00:42
comments(0), trackbacks(0), pookmark
スポンサーサイト
author:スポンサードリンク, category:-, 00:42
-, -, pookmark
Comment









Trackback
url: http://danke-bitte.jugem.jp/trackback/8